2025/10/13
眠い眠い眠い。
眠いけど今書かなきゃ薄れてしまうような気がするから書く。
今日は念願の着ぐるみの中身お仕事。
漠然といつかやってみたい、と思ってたことを今猛烈に実行してる期間。
現場はあまりに人手が足りてなくて、中身やってない時はキャラクターのアテンドやったりした。
キャラクターは視界が狭くて危ないからアテンド必須。
過酷なお仕事、とは聞いていたものの舞台裏はほぼ想定内。
でも会場をキャラクターが歩いた瞬間に、大人も子供もキラッキラの笑顔になる。
大人でさえも中に人間入ってること忘れてんじゃないか?って思うくらい。
魔法みたい。
ニコニコの連鎖が凄まじい。
その光景があまりにエンターテインメントすぎて、ボロボロ涙が出てきた。
キャラクターのアテンドしながら号泣してるのやばすぎる。
もう一人のアテンドの人に「ちょっと…この光景尊すぎる…泣ける…」て言ったら、その人もちょっと涙ぐんでた。
だよな、そうだよな、人の笑顔を生み出す瞬間ってやばいよな。
ちょっと勇気は必要だったけど今日来てよかった!て思った。
その着ぐるみ先輩が言う「でも自分が中身やってる時は大変すぎて感動してる余裕ないよ」
すぐに自分の番も来た。
ドキドキしながら準備。
と、致命的なことを思い出した。
─────私閉所恐怖症だった。
MRIとかもその部屋に入る前に目を閉じるかアイマスクして誘導してもらうとかしないとパニックになる。
舞台裏で着て込み上げる恐怖心にダメだってなって脱がしてもらった。
どうする。どうしよう。
なんとか我慢できたとしても舞台に出てしまえば声も出せない。夢は壊せない。
深呼吸してもう一回。
今度はなんとか行けそうな気がした。
でも危うい。
なんとか舞台へ。
すぐに子供たちが駆け寄ってきて写真大会。
酸素が薄い。やばい。心拍数が上がりすぎてる。
スタッフさんに助けを求めてどうにか抜けさせてもらうか。
とりあえず目閉じて深呼吸。
外側はニコニコしてるから大丈夫。
小さく鼻歌を歌って気を紛らわす。
10分くらいでうまく気持ちを持ち直せてきた。
逆にその10分が本当に長かった。
その後も写真大会が続く。
子供は勿論大人もキャラクターに向かって話しかける中「大変なお仕事だねぇ、頑張ってね」て中身の私に向かって話しかけてくれる人もたまにいた。
後半も手を振る余裕も出てきた。
手振るだけでこんなに喜んでくれる。
すごいなぁキャラクターって。
役目終了、舞台裏に戻る。
脱いだ瞬間の空気の有難さがとんでもない。
危うかったけどやり切れて本当に良かった!
閉所恐怖症はこのお仕事絶対やっちゃだめだね!(^^;)
でも得たものがめちゃくちゃ大きい。
と、映画の時間が迫っている。
急いで向かわなきゃ!と思っている中思わぬ人助けシーンへ展開。
人助けってなんか上からだね。
別の言葉で言い換えたいけど思いつかないからいいや。
困ってる人の力になれるならなりたいと思うのは多分人間として普通のことだ。
端折って書くけど、結果的にあんまり良い感じにならなかった上に映画に間に合わない時間になってしまった。
状況も状況ではあったけど、なんか自分に失望した。
見返り的な何かを求めてしまう程度の自分なら人助けなんて一生するなよ、って思った。
本気を繋いで奇跡的に開始2分前とかに映画館に滑り込んだ。
大人の本気って凄いんだぜ。
やっと観れたチェンソーマンレゼ編。
私原作読んでないから展開全く知らないで観たけど、色々あった今日なのに今頭ん中レゼしかないくらい食らった。
いやぁ、ちょっとなに?あの100分まじで。
そしてチェンソーマンの女たち、みんな可愛いがすぎる。
強くてえぐくて可愛い。
寝る!