2019/07/21
自分のライブを楽しみにしてくれる誰かがいるということはとても幸せなことです。
今となっては毎日の配信も。
それが1人でも、10人でも、100人でも同じだけ有難いです。
そして、その貴重な時間を使って配信を見てくれたりライブ会場へ足を運んでくれるのであれば私はその人たちへ私のできる全てをかけて歌うことが使命だと思っています。その人が帰った後も、いや何日か経ってもその心に残り続けてその人の何かになるように。
人それぞれ、その時々の楽しみ方で。
ひたすら浸って貰うもよし、何度か顔を合わせている人同士でその場を共有して楽しんでもらうもよし、誰とも話さず一人の空間として楽しむもよし、気晴らしにふらっと少しだけでもよし。忘れるも思い出すも、それもよし。
貴重な時間は、それぞれの大切だと思うものに使うべきだと私は思っています。
これが理由で私は自分のライブのお誘いを個人的にはしないようにしています。
告知はするけどねたくさん。
数字、赤字、黒字、ノルマと向き合うよりも自分の音と言葉と向き合いたい。
ライブは歌い手と聴く人によってその場の空気が初めて成り立ちます。人が変われば空気も変わる。
言葉が生き物なら歌も生き物であるはず。
その日しかない温度感、空気は録音にもビデオにも残らない。
それを可能な限り繊細に感じながら歌いたいです。
「それぞれの楽しみ方」
最近の私がよく言ってるこの言葉。
自分に対しても誰かに向かっても。
それぞれの自由な心と両隣りの人への少しの優しさで成り立つ楽しみ方が好きです。
寝よう。