2020/05/12
聴きたい歌は大体ネット上で聴けるし、
歌詞も見れるしお気に入り登録して何度も聴けるし。
めちゃくちゃ便利だし私も有難くがっつり利用させてもらっている。
その便利さの反面、CDが売れない時代になった今音楽活動してる人たちの嘆きの声をよく聞く。
でも、それでも私はこれからもCDとして残していきたいんです。
作り手のたくさんのこだわりが詰まって1つの作品になっているから。
小さい頃、大好きなアーティストとかアイドルのCDを買って貰っては穴あくんじゃないかってくらいジャケ写を眺めて、歌詞カードは何度も読み返して。ネットで検索した歌詞じゃなく、歌詞カードで見たかった。
家にいる時も聴くのはもちろん、車で遠出する時はお気に入りのCDを持って一緒にいる気分でいた。
今となっては買うのは本当に好きなアーティストに限られてはいるものの今でもCDが欲しい。
ダウンロードもできるけど、やっぱりCDがいい。
自分がこうして作品をつくるようになって、収録されている楽曲の制作はもちろん、アルバムタイトル、演奏形態やジャケット、歌詞カードその他にも隅から隅までこだわって長い時間をかけて形になっていくことを改めて知ったの。
ジュエルケースなのか、紙ジャケなのか、紙質とかもそう。
あと、クレジット。
誰とつくってるのか、どんな人が制作に関わっているのか。この表記はおそらくほとんどの場合CDにしか表記がない。
でもこのクレジットって本当に大事な表記だと思っている。
誰と制作するかで出来上がる音も形も全然違うから。
でもこのクレジット部分をよく見るようになったのは自分が作品作りを始めてからかもな。
こだわった色んな部分を全部見て欲しいから、私はCDを届けたい。
iTunesとかネット配信も全曲じゃなくとも数曲やってるし、そこから曲をダウンロードして聴いてもらうのももちろんスーパー嬉しいんだけど!
でも、こうして長い時間をかけて制作したり色んな人の力を借りて、これだ!と思う1つの作品を作っても、欲しい、聴きたい、と思って貰わなければ届けることもできない。
それについてはこれからもずっと試行錯誤していくけどそれでも今日棚卸ししたら150枚以上お届けしてた。とても嬉しい。
それぞれの場所で愛してもらえてたらいいなぁ。
2017年に制作した1stフルアルバム「To my brothers」、
2019年に制作したアコースティックミニアルバム「Who I am」と2ndフルアルバム「咲く意味は」
そして今3rdアルバムの制作に取り掛かっている。
どの作品も何年たっても、それぞれの生きる日々の中ふと思い出して貰えるような言葉と音を形にしていきたいな。
歌はもちろん楽器の音や、鳴ってる色んな音を楽しんでもらいたい。
随分と欲張りだな…でも、本当にそう思ってる!
さぁランニングいくか〜!