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2022/03/02

DVD Release Tour 初日東京ワンマンと大阪フェス

やっと完成した映像作品“約束ない子、このゆびとまれ“

2021年11月4日に市ヶ谷ルーテルホールでの光と音をテーマにした公演と、それをつくるまでの準備期間をドキュメンタリー方式で入れ込んだもの。

たくさんの人の力を借りて一年前に自分が想像したものをいくつも越えたものができた。
本格的に活動をはじめて4年目。
この4年間重ねたものが全てがここに詰まっているとも思ってる。

今年はこの作品を届けることをテーマに動いていきます。
DVDの感想やレポ、好きなシーンなど、一言でも超長文でも嬉しいので待ってます。

リリースワンマンをやろうと決めたのは1月に入ってから。
ホール公演を終えた私はずっと目的に向かって走ってきた分、いざ公演が終わると力が抜けてしまって動けなくなってた。
エネルギーはまだあるのに自分が次どこに向かって動けばいいのかも分からない、そんな感じ。
今思えばDVD制作とリリースという大仕事がまだ残ってるじゃないか!!!!とその時の自分にビンタしたいところだけど、あれは燃え尽き症候群ってやつだったのかも。

と、私がそんな状態の時にも映像チームは日々DVDの完成に向けて動いてくれていた。
その姿を見て私今全くヘニョヘニョしてる場合じゃないわ。って数週間で回復。
向かう先はまだある!とまた動き出せた。

動き出すのは遅れたけどツアーの始まりは2月、東京でワンマンというイメージだった。

会場は直感で東京大塚Shisuideuxというイタリアンレストランにした。
何度か出演もさせてもらっているし、ご飯食べにも行ってる大好きなお店。
でもワンマンは今回は初めて。

初めは弾き語りでやろうと思ってたけど、これまた突然なるくんとヌビアさん誘いたくなった。

あの公演のDVDリリースだし。アンコール公演だし。あの2人必須じゃん。
と、間際の日程ではあるもののお誘いしたら、2人とも1分以内にお返事くれて駆けつけてくれることになった。
ここら辺から色々と加速。

大塚Shisuideuxの店長の浩子さんがコラボ料理をつくる提案をしてくれたり、ワンマンのセトリもホール公演を思い返しつつもこの日しかないシーンをつくりたいってどんどんアイディアが湧いてきた。

DVDや音源に加えて、今回のグッズ制作も相当力入れてるし、完成したものはどれも「最高。。。」って思えた。

まず自分にとって最高じゃないと誰かにとっても最高になんてなり得ないのでこれは絶対の条件。

2月25日(金)、リリースワンマン当日。

直前の1−2週間、準備やら何個か並行しているプロジェクトやらが重なり身体的にギリギリの状態で迎えた当日。
ギリギリでこそ発揮できるものもあるんだけど、余裕はあった方がいい。

当日リハ。
この時点でもう幸せ絶頂だった。
なるくんのピアノ、ヌビアさんのチェロ、そこに歌を乗せる幸せが半端ない。
ほんと半端ない。
いつの間にかギリギリだった自分はどっかいった。

開場して駆けつけた人たちの姿。
その姿を見て胸いっぱいに。
平日の上にこんな時期。遠くから駆けつけてくれた方もいる。
この方々のお陰で活動できてるんだな。。と泣きそうになりながらお迎え。

早速コラボメニュー注文してくれてるのも嬉しかったな。
私がどれ一つも食べれずだったのは一生後悔する。

⬇︎3つのコラボメニュー

ただある酒乾杯する2人。

浩子さん。

開場してから開演までの1時間はなるくんがピアノ弾いてくれたり、そこにヌビアさんが音を重ねたりして空間を演出してくれた。
元々なるくんに食事しながらゆったりできる空間をつくってほしいとお願いしていたところに当日ヌビアさんが自分も演奏入ったりできます!と言ってくれた。
あの空間、贅沢だったなぁ。

そして、開演。

ピアノと歌
・音のない涙と空
・オモイヨトドケ
・新月の夜に
・記憶
・空っぽ

弾き語り
・命ある証拠
・いまの夢

ピアノとチェロと歌
・景色
・breathing
・このゆびとまれ
・何度も出逢いたい
・ただ在るだけ

歌うことを続けてきて良かったと心から思う夜だった。
音の化学変化がいくつも起こり、何度も歌いながら鳥肌がたった。
心臓バクバクした。。
これだから活動やめられない。

しんやさんが機材持ち込んでくれたことにより画面越しにもライブを届けることができた。

そのアーカイブが3月11日(金)まで何度でも観れます。
100回くらい観てほしいです。
https://twitcasting.tv/shiori_dkdk/shopcart/131184

当日行ったけど配信も見たい!という方はこちらから。
https://ec.shiori-utautau.com/items/59509590

当日会場で観てくれてた家族に、次の日私がbrethingが特にやばかった〜〜〜と話してたら父が「あの曲オリジナルだったの?!凄すぎてカバーかと思ってた!」って言われた。
全然褒め言葉になってないというかむしろあれだけどなんか笑った。
家族もずっと応援してくれてるのって有難いことです。

終演後はわちゃわちゃと物販。
自分の発信するものを楽しみにしてくれてる方とお話しする時間は自分にとってのエネルギーチャージタイム。

みんな帰った後の会場は終わった感がすごい。
それがいつもとても寂しい。

なるくんもヌビアさんもこの日を楽しかった!て言ってくれて嬉しかったな。

片付けして帰る。
いつもならアドレナリンは寝るまで切れないのに、この日は家に着く前に切れた。真っ直ぐ立てない。
まだ見ぬ自分の限界を感じたいと思ってたけどまさにそれな気がした。ちょっと嬉しかったけど(笑)
明日は大阪でのフェス出演。。行けるの?って感じで寝た。

朝6時55分にパッと目覚める。
昨日のギリギリ感がウソのように回復してて感動した。
大阪余裕で行けるわ。

車で大阪向かう予定だったので渋滞も考慮して早めに家出た。
しんやさん運転で大阪へ。
快適すぎて部屋にいるまま移動してる感覚だった、ほんと。何あれ。

3回くらい休憩しながら到着。
なんだろ、大阪弁が飛び交うあの街の雰囲気、私にはすごくポップに思えた。

ヘアセットしたもらった。
念願のヴァイオレットちゃんヘア。

ヘアアイロン持ってくるの忘れて急遽やってもらって良かった(笑)

会場入りすると、想像通りのフェスの雰囲気。
フリーマーケットみたいな感じ。
フリーマーケット好きなんだよね、私。

物販並べてたら声かけてくれる方々。

待っててくれてた方、画面越しに観てくれてた方、他演者さん観にきてたけどチェックしてくれてた方。嬉しかったなぁ。

すぐ近くの自分が歌う場所の確認。
物販スペースの一角を仕切って歌う場所にした感じ。
数年前によくやってたような感じ、よし。

結構すぐに自分の出番。
リハはなし、サウンドチェックのみ。

犠牲の海
ここにいるよ
命ある証拠
ただ在るだけ
このゆびとまれ

リスナーさまが繋げてくれたあの場所に立てたことも、大阪付近にお住まいの方が駆けつけてくれたことも、遠くから駆けつけてくれた方がいたことも嬉しかった。
でも正直に書くと、もっとできるはずだった。用意してたものも表現したかったことも。

自分の表現する場所はどこだっていいと言いながら、ここ最近は場所を選んできた。
選ぶというより作ってきたの方が正しいか。
音がなくなった瞬間の無音の音にその日の空気を感じ、それの中で歌う。
張り詰めた緊張感のようなもの。
それを分かった上で観に来てくれてるリスナーさまの中で歌ってた。

路上ばっかりの頃は繊細な音よりも1m先、2m先にいる人に声が届くように歌ってたのを思い出した。
ギターはフィンガーよりもストロークで、裏声より地声。
道ゆく人の背中に向かってその足を止めたいと歌った感覚。

あの頃のできなかったことをやってる今のはずなのに、いざあの頃やっていたことをぽんとやろうとするとあんなにも戸惑ってしまった自分をなかなか受け入れられなかった。
部屋に戻ってひたすら考えた。
いただいたたこ焼き食べながら。(笑)
気付けば深夜。

毎日やってる配信は深夜3時までにやらないと。
突如配信したら駆けつけてくれた人たちの「楽しかった!」がとても色んな意味で沁みたのと同時に自分には勿体ない言葉にも思えた。
SNSに投稿してくれていたライブレポートも何度も読み返した。

大阪でやりたかったことは今週大阪で。
チャンスはいつだって一度きりだしリベンジとかないけど。
それでも、これをやらずには終われない気持ち。

そして、この濃すぎた2日間をしんやさんという存在なしでは乗り切れなかったでしょう。。

半年以上に渡るDVDのドキュメンタリー部分の密着撮影から、DVD/ジャケットやグッズのデザイン、特設ページ作成、準備のフォロー、配信機材の準備、長時間運転。
半端ない。

そして、大阪の帰り道で私が静岡でのツアーファイナルワンマン増やしたいと言い出しても「やっちゃいましょう!」と言ってくれちゃうしんやさん。
ということで5月1日に静岡でのワンマン追加です。
ワンマンで始まりワンマンで終わるこのツアー。
妄想膨らみます。

2/25(金)大塚Shisuideux(東京)
3/4(金)LIVE&BAR真心場(大阪)
3/5(土)LIVE&BAR COTY(徳島)
3/6(日)Cafe salon Capri(高知)
3/26(土)ライブハウス音楽色堂(新潟)
3/27(日)音楽色堂ZERO(新潟)
4/8(金)鑪ら場(愛知)
5/1(日)FREAKY SHOW(静岡)

どこかでまた逢えますように!