2023/06/20
何度か出演させてもらった代官山NOMADさんにてついにワンマンライブをする日が来ました。
お昼に詩央里ワンマン、夜にyosuさんワンマンという大胆かつ特別な企画を立ち上げてくれたプレゼンターの方により、実現したこの日。
最初に決まったのはこの「水無月に出逢う二人の音物語」というタイトル。
これを元にそれぞれがテーマをつくりお昼は「花時雨」夜は「心の雫」というサブタイトルで公演をつくりました。
花時雨。
咲き誇る桜を散らす雨を指す季語。
桜に限らず、時間を経てやっと咲いた花たちを人は綺麗だと言って愛でる。
でも、それが枯れる時や土に還る時のことを綺麗だとはあまり聞かない。
自然の現象に人間の価値観で感情がついている。
それがなんとなく不思議で、腑に落ちないような感じがしてた。
木が、花が、色をつける意味。
咲いて、散って、そしてまた咲くことの意味はもっと別の場所にある気がしてる。
この感覚を元に物語を書いた。
その物語の歌として書いたのが花時雨という新曲であり、今回の公演のタイトルにしました。
ここから全体を膨らませていった公演。
白石なるくんのピアノと思う存分歌った。
〜花時雨セトリ〜
東京
夢は形を変えても
ただ在るだけ
これが運命に似た感情ならば
流る(新曲)
空っぽ
いまの夢(with yosu)
確かに進んだ道
犠牲の海
80歳パリピ計画
行く道交わる日
花時雨(新曲)
記憶
En.忘れたくない日々
曲の歴史や今回のアレンジについてはなんとなるくんのブログにて全曲解説書いてくれてます。すんぎょい。
コアコア。
読んでみてね！
https://note.com/narushop/n/nf6ad12b741f0
自分の単独公演ではいつも、企画演出、導線作りも会場とのやり取りも打ち合わせ、グッズ制作、助けてもらうことも多いけど基本的に全部自分でやる。
それ込みでやっとワンマンになる感じが自分の中に染み込んでることに今回気付いた。
だから今回はプレゼンターの方や会場の方が動いてくれてる中私がやるべきことは、ステージをつくることに専念すること。
いつもと違う自分の立場、経験したことのないワンマン×ワンマン、挑戦的なことを入れすぎたセトリ、緊張したものすごく。
昨年の単独公演より緊張した。
直前は寝れなかったし、固形物食べれなくなった。
でも当日会場でリハしたらなんか楽しくなってきてウイダーが飲めるくらいまではどうにかなってきた。
声が自分の完全コントロール下にあるような日。
たまにある。それがこの日だった。
予約方法がいつもと違って会場の管理でしてもらっていたので、当日ご来場リストを見て固まる。
サプライズ予約の多さ。
遠方の人の多さ。
いつもライブ楽しみにしてくれてる人の名前をリストで見ることの有難さ。
やるぞおおおおおおおおお。
リハ後はなるくんのヘアセット。
あーだこーだ言いながらやってたら物販手伝いに来てくれてたELLYもやってきて二人でわちゃわちゃヘアセット。
イケてたでしょ？
撮影にはしんやさん。
このあとたくさん写真貼るけど、しんやさんの写真の良さがまた更に増してる。どうなってるんだ！
この日もやることもりもりだったのに最初物販も手伝ってくれてた。
この二人がいればこわいものないのよ！
開場。
開演時間が近づくと「フード注文多くて、ちょっと開演遅らせます！」と伝言を貰う。
さすがはぞうたち。
先月のエレフェスでも全く同じ現象起きてたよな。
開演。
セトリ前半はほぼ話さず、とにかく自分が曲に入り込む時間。
あの空気の緊張感が好き。
この公演のためのリハ後のツイートで「置いてけぼりにしてしまいそうだ」発言の真相は新曲「流る」のとこらへんのことを言ってた。
この歌はなるくん提案でつくることになった曲だけど、題材にしたのは最近考えた家族の形のこと。
大きく見えていたものがいつの間にか小さくなったり、その逆だったり、持ち寄るものは変わらずとも時間の経過と共に関係は形を変えていく。
水みたい。川みたい。
そんな話をなるくんにして、言葉を送った。
わずか1日で曲になって返ってきた。
次に何が来るかわかるわけないメロディライン、どこに言葉を入れてもいい自由度、メロディのある朗読のような感じ。
形が変わり続けるということは、形を持たないとも言えると思う。
それを表現した曲になってる。
お気に入り曲です。
最初から最後まで声がどこまでも届いていくような気がする日だった。
なるくんのピアノやはり最高っす。
セトリ真ん中でyosuさんにステージに来てもらって、夢のコラボタイム。
yosuさんと出逢ったのは3年くらい前。
画面越しに出逢った。
正直こうやってご一緒する未来があるなんて思いもしなかった。
存在が眩しすぎて。
眩しいのは今もそうなんだけど。
声がとても好きで曲も優しく側にいてくれる言葉たち、こっそり好きな曲も多かった。
そんなyosuさんと一緒に歌った、いまの夢。
大事に大事に歌ってくれたのが嬉しかった。
色んな想いを乗せて歌ってくれたのだと思う。
色々と堪えながら歌った。
お客様にも会場の方からもコラボ凄かったって沢山言葉を貰った。
全曲コラボでライブしてほしい！とかも言われたよ！(笑)
yosuさんは静岡の方だけど、東京でのライブも今後増えそうって言ってた。
要チェックです。
8/5は東京六本木でワンマンだって！
セトリ後半は喋りつつ進行。
喋ってしまえば空気ああなるからねぇ。(笑)
楽しかったねぇ。(笑)
最近の推し曲は80歳パリピ計画。
ふざけて作ったけど、いつかこれを泣きながら歌う日が来る気がする。ないか。
行く道交わる日懐かしかったね。
なるくんの歌、良かったよね！
この曲は大好きな詩央里brothersに向けて書いた曲だったけど、数年経ってその向けて書いた人と一緒に歌うってシチュエーションがなんか、ね、良い。
辿ってきた歴史がより愛おしくなるね。
尺も歌詞も変えまくる荒人と化してごめんなさいだったけど、それ含めてすごく楽しかった。(笑)
今回のセトリは別名「斬」だったな、まじで。
自分自身も斬られまくりながらのステージでありました。
たぁーのしかった！！！！
サプライズケーキも出てきたーーーーーー！
しかもハートちゃん形！！！！
5周年おめでとうケーキ。
毎日配信始めて来る8/6に5年になります。やば。
記念撮影。
終演後、物販タイム。
お話するの嬉しい。
衝撃的に嬉しい初めましてやこの上なく嬉しいいつもありがとうの連発。
初めましての方が目の前で嬉し泣きしてくれちゃってもらい泣き。
生きてる中で会えて嬉しいって泣いてくれることなんてそうそうないぞ。
会場を華やかに飾ってくれてたお花たち。
来てくれた人も来れなかった人も届けてくれた気持ちに感謝です。
今回の衣装はタイトルに合わせてお花テーマのブルー×ベージュの落ち着いた色を選んでみた。
ヘアは玉ねぎちゃんにしてもらった。
色んな髪型つくれるからロングヘアやめられない。
ピアスはハンドメイドアクセサリーで一目惚れした白いくらげちゃん。
全部ちゃんと見てくれましたか？( ఠ͜ఠ )
片付けしてやっと固形物を口にする。カレー。
美味しいのに全然食べれなかった(笑)
夜公演までは近くのコンビニのイートインスペースでくたばってた。
HP使い果たした。。。。。。。。。。
くたばってるところに夜公演を待つぞうの集団と遭遇。
水買って置いて黙って去るという優しさを貰いました(笑)
夜公演「心の雫」開演。
yosuさんは、パーカッションの豊田稔との編成。
豊田稔さんの演奏は別の場所で見たことがあって、衝撃を受けて衝撃でした。
魔法みたいなリズムを刻む方。
yosuさんの演奏と混ざりあって、心地良い。
堪能。
背景を聞いてから曲に入ることが多くて自然と言葉が身体に入ってくる感覚がまた良かった。
どれも優しくて好きなんだけど、風に抜けると背伸びとHOMEが特に好きだなぁ。
その好きな曲である風に抜けるをコラボ。
再びの緊張シーン。ドキドキした！
事前に改めて歌詞を目で追いながら曲を聴いたけど、「近づけないから綺麗なままよ 少しも嫌いになれないままよ」というところが一番好きだった。
この部分yosuさんはきっと寂しさだったり悲しい気持ちも混ざって歌っていると私は勝手に解釈してる。
でも、私はこのことをすごく美しいことだと感じる。寂しさも悲しさも湧かないくらい、ただただ美しいことに思えるの。
あぁ、言葉にするの難しい。
色で例えると同じ言葉を歌うにもyosuさんが淡い青で歌うことを私は薄い黄色で歌うなって思うようなシーンが多い。
曲はその人の辿ってきた人生を示すものと思ってるから、人が違えば書くことは変わる。
今回コラボについて沢山嬉しい言葉を貰ったのは、お互い言葉に対する色の違いはあれど混ざった時にどっちかの色に染まる、でもなくうまく混ざらないでもなく、新たに色をつくれたからな気がしてる。
yosuさんから歌の割り振り貰った時にここを歌わせてもらえると知って嬉しかったなぁ。
一緒に歌わせて貰ったこともこの曲をより深く感じるきっかけになったことも嬉しい。
コラボも終わって、最後までステージ楽しんで終演。
10周年おめでとうございます！！！！
あぁ、良い日過ぎてる。
yosuさんの物販中、お酒飲みながら会場うろうろ。
会場の社長さんが話しかけてくれた。
「弾き語りしか見たことなかったけど、ハンドマイクだと全然違うんだね、びっくりしたよ〜！」
「こっちが本当の姿です！」てその時答えたけど、どっちが本当とかないよな。
どっちもほんと。
でも確かに全然違う自覚はある。
全てが終わった後に会場で、演者やスタッフさん、会場の方々で打ち上げ。
いただいたケーキを切る私たち。
新人アルバイト感。
私が切った方は特に見た目がやばくなりましたが、皆さま優しくてフォローしてくれてました。
今年はエレフェスからのこの企画、yosuさんとお話する機会がどどっと増えて嬉しい。
パーカッションの豊田さん、甘いもの好きらしく誰よりも早くケーキを食べたかと思ったらお客さんから貰ったお煎餅を「え、これ、うんま！！！」てかじってて、どの瞬間も自然体すぎて最高でした。
人見知り0なのも凄すぎる。見習いたい。
yosuさんスタッフさんたちともお話できて感激。
いつどの瞬間も溢れるyosu愛が圧巻だったし、初めましての私にもすごく優しくしてくれた。
スタッフさんの一人が「今日は娘がもう一人増えた気分だ」って言ってくれたのが嬉しすぎたなぁ。
グッズが沢山あって、全部可愛いという噂を聞きましたって言われて笑った。
そうなんです、沢山あって全部可愛いんです！
帰る頃には、HPが久々にマイナス50くらいになっててゾンビ化。
最初から最後まで最高の1日でした。
会場へ駆けつけてくれた方も、画面越しに見届けてくれた方も、観れなかったけど想いを届けてくれた方も、ありがとう。
プレゼンターとしてこの日を立ち上げてくれたYSKさん、NOMADの社長や、スタッフの皆さまに感謝です。
次のライブは今週土曜、池袋にて弾き語り。
その次はついに8/6無料ワンマン「画面越しに歌った5年間」です。
本腰入れて準備していくぞ〜！
どなた様もぜひです！
朝になる前には書き終えられた。いや、ギリギリ朝だ。寝よう。
