• 詩央里 official web site
  • 詩央里 official web site
  • 詩央里 official web site
  • 詩央里 official web site
  • 詩央里 official web site

詩央里official web site

2023/07/17

平常とその反対

久々にかなり深くまで堕ちた。
寝て起きてどうにかなる感じでもなく、いつもならある程度どんな状況でも考えればひとつかふたつは浮かぶ解決策もなにひとつ浮かばない。

撮影や打ち合わせやらで外に出て人に会う機会があったから、自分の平常心を探す。

どんな顔をすれば、どんな言葉を使えば、いつも通りになるんだっけ。

全く別人の心を借りてきたみたいに普段の自分が分からない。
そういえば前はこんな日が多かったな、とか思い出す。

私が悪いことも多いし、
不可抗力もそこそこある気がするし、
自分に変化を求めすぎるあまりに不安定になってる状態での耐荷重が思ったより少なかった。

色々と同時進行で回していくというのは、上手くいってる時はもちろん、それぞれの事柄がちょっとずつ上手くいかない時にも都度対応していけてこそできることだね。当たり前だね。

元々蜘蛛の糸より脆弱だったメンタルを鋼レベルまで育て上げたと思ってたのに、なんか、まだこの程度だったことを思い知って残念。

決断にはいつも時間がかかる。
それが自分にとって大きいことであればあるほど、時間がかかればかかるほど自ずと心も削れていくものだと知る。
それでも時間かけたいんだよな。

今日は早起きして朝風呂に来た。
正確にはサウナに来た、気合い入れに。

でもどうしても水風呂に浸かれない。
心を決めた3周目でようやく膝まで3秒くらい。

時間帯的になのか、サウナから水風呂直行して躊躇いもなく首まで浸かって出てくる人が沢山いた。
その様子をアスリートすぎる……って見てた。

できないと思うならできないまま、できないことが許される場所に居れば快適に居れる。
できないことが許されない場所に行こうとすると、まだ及ばない自分は苦しむことになるけど高められる可能性はある。

どっちを選ぼうか。

何を見てもその時の自分の状況に重ねてしまうのは、昔から変わってない。