ひとりで帰る道遠回りして歩く
すれ違う人たちの声は遠くで
楽しそうに過ぎていく
変わらない風景が何故か違って見えた
優しさの言葉が今はすごく苦しいから
目の前しか見えなくて息詰まり余裕なんて持てなくて
誰もが通る道だと何度も言い聞かせた
乗り越えた時には誰よりも僕が褒めてあげよう
足が竦んだ時は手を強く握ってた
こらえてた涙は誰にも見せたくはなかった
弱さを見られることが怖いから何ともないフリをする
時間が経てば見える
今まで見えなかったもの
気付かない間に僕はここに辿り着いた
一歩ずつだけど確かに進んだこの道を信じる