




2026/06/05
朝井リョウさんの『正欲』を読んだ。
言葉とか感情とか自分が経験したもの以外をインプットしたい欲求から小説を読み漁っている。
この本は、小説オタクと名乗る方のブログで強烈にオススメされていた本。
あまりに衝撃的、覚悟を持って読むべき本という感想に一体どんな感覚を味あわせて貰えるのかという期待感の元、一気に読んだ。
読み終えた感想。
逃げ隠れもしてない私たちのいつも通りの日常のお話って感じだった。
衝撃も嫌悪感もない。
これを衝撃という人の世界の見え方にものすごく興味が出た。
喫茶店で5時間くらい話してみたい。
読んでてふと考えたこと。
「自分の物差しでしか物事を測れない人」って他人への批判文句であるあるな言葉だと思うんだけど、じゃあ自分の物差し以外何で測ればいいの?って思ってる。
誰もが違う経験を積み、選択を重ね、あーでもないこーでもない、それでも選び続けたり時には諦めたり、それで少しずつ長さを成していく自分の物差し以外に何を持てるんだろ。
自分自身のことでさえ理解するには一生かかるかもしれないのに、他人を理解するってやればできそうな感じがするものなんだろうか。
少なくとも私はそう思えない。
でもできるならせめて大事な人は大事にしたい。
だから考えるんだよ、自分が生きて作ってきた物差しを最大限使って目の前の人を大事にする方法を。
それでも難しいんだけど。
私が求めてるのってもしかして小説じゃないのでは?て思ってきたけどもう何冊かは読んでみよーっと。