「お家に帰ろう」

月に一度、埼玉県にあるシェルターに動物たちに会いに行っています。

人間にペットとして飼われていたけど捨てられてしまった子や、迷子の子、ペットショップに並ぶための子犬子猫を産む繁殖犬・猫がもう子供を産めない状態になって保護された子。さまざまな子がいます。

一番初めにシャルター行った時はどんな光景を見てしまうんだろう…..と恐る恐る行ったけど、生きることに一生懸命で可愛くて、愛に溢れる子たちがたくさんいる場所。
大好きな場所です。

今日、ブログに残しておきたい素敵なシーンに遭遇。

犬部屋のお掃除をして外に出たら、名残惜しそうにその場に佇んでいるゴールデンレトリバーとそれをなだめるように隣にいる男性。
状況が分からず、どうしたのかと思って声をかけた。

そのゴールデンレトリバーの名前はナイト、このシェルターに保護されていた子で、この男性が引き取り、今日半年ぶりにシェルターに届け物をしにきたと話してくれた。

用事はもう済ませたけど、ナイトがこの場所を懐かしがって離れたくなさそうなんだ、と。

私がそう話ている間にもシェルターで長い間ボランティアをしている人たちが通りかかった。その度に尻尾ちぎれるんじゃないかってくらい振りながら嬉しそうに駆け寄ろうとするナイト。
ボランティアの方々も駆け寄ってきて「ナイト、久しぶり〜〜〜〜!大きくなったね〜〜〜!」って撫でる。

どんな過去を辿り、この場所へ来たのかは分からないけど、ナイトにとってこの場所も幸せな場所だったことはその光景が物語ってた。

なんだか見ているだけで胸がいっぱいで、楽しい空気感なのに涙が溢れた。

最近ナイトは、悪くなった歯を抜く手術を受けていてその痛みであまり笑えていなかったけど今日は久々にとびっきり笑っていると飼い主の男性も喜んでた。

久々の再会をひとしきり楽しんだ後、「さて、そろそろお家に帰ろうか」と飼い主さん。

名残惜しそうな表情をしつつも乗り込むナイト、
見送る集まったバランティアの人たち。

「お家に帰ろう」

この言葉をここにいるどれだけの子が待っているでしょう。
待っている間に天国に行く子もいる。

幸せな命が増えますようにと願わずにはいられなかった。