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2025/04/20

4.12幻想模型アンコール公演 @板橋ファイト!

4.12幻想模型アンコール公演@板橋ファイト!

大阪、横浜、東京での3公演完走!
同タイトルでの公演をつくるという贅沢な夢を思う存分叶えることができました。


photo by 郁絵さん

どこか1公演見届けてくれた方、
全部見届けてくれた方、
画面越しに見届けてくれた方、
ありがとうございました!

11月2日大阪公演と、12月7日横浜公演に関してのブログは下記。

単独公演2024“幻想模型”完走!

さぁ、アンコール公演。
もともとは予定になかったけど、私はこれをいつからやりたいと思ったんだっけ?
横浜公演終わりに演奏者たちに、もしかしたら衣装もう一度使うかもしれないから保管しておいてください、と伝えた気がする。

そう言葉にする時点で、私の場合もう脳内妄想が始まっている。

終演後すぐに「もう一度やりたい!」が湧いてきたということだ。

なんでアンコール公演か。誰の為なのか。
私から公演へのアンコール。
自分のもう一度やりたい!が一番大きい。
演奏者と照明チーム、誰かひとりでもかけたらやらなかったと思う。いや、全員行ける日を意地でも探すか、詩央里諦め悪いし。
あとは、いつも熱烈に応援してくださっている方が前2公演観れてなかったり、配信参加してくれていたけど直接は観れてなかったりも多くて「泣きのラスト公演」という意味も込めてた。
観て欲しかったんだ、本当に。
そんなに観て欲しいなら個別にお誘いしろよって話なのかも知れないけど、お誘いの連絡はしない。
「誘われたから行く」じゃなくて「行きたいから行く」であって欲しい。
自らアクションを起こしてもらえるような存在でないといけない、は自分との約束。
それが伝わったのかタイミングなのか初模型な方が3割。
そして心斎橋、横浜、板橋の完全模型なハイパーな方が3割。
4割が1-2回模型してくれた方々。
こういうの全部把握できちゃう規模感ってどうなの?
私は最高に好き。

2021年に初めてライブを観に伺った、板橋ファイト!さん。
住宅街の中にある、おしゃれな秘密基地のような場所。
空間も音も全部が心地良かった。
いつかこの場所でライブをしたい、と思った。
あれから4年。
その「いつか」は今だ!と直感的に思って初めての連絡。
今見たら、12月10日にファイトさんに連絡をしてた。横浜公演の3日後。
すぐに下見の案内を送ってくださった。
詩央里の単独公演は、持ち込むものも要望も多いし、Inner Firamentsさんの照明は絶対。
下見に小宮さんと橋本さんも日程を合わせて駆けつけてくれた。
「やりたいこと、やれる!やりたい場所で!」
という確信と共に帰ったのでした。
それが1月半ば。

横浜公演から4ヶ月。
頭の中で常にあれやってみたい!これも楽しそう!が渦巻いてる私にとって、4ヶ月とはいえ時間が経ってもちゃんと同じ演目をやる、ということがややハードルが高いことだということを知った。
考える中で一度結構変えかけたけど留まった。
演目は変えず、より一層洗礼された公演を。
それを今回のゴールに。

アンコール公演セトリ
1.The sky above

(作編曲:白石なる)

2.優しい嘘つき

(作詞:詩央里/作編曲:白石なる)

3.これが運命に似た感情ならば

(作詞作曲:詩央里/編曲:白石なる)

4.雨ノチ明日芽吹ク

(作詞:詩央里/作編曲:白石なる)

5.東京

(作詞:詩央里/作編曲:白石なる)

6.花時雨

(作詞:詩央里/作曲:詩央里,白石なる/編曲:白石なる)

7.PEAK OUT

(作詞作曲:詩央里/編曲:白石なる)

8.モノクローム

(作詞:詩央里/作曲:小林真也/編曲:白石なる)

9.あの日願ったのは

(作詞:詩央里/作曲:詩央里,國分勇/編曲:白石なる)

10.冬空

(作詞:詩央里/作曲:詩央里,國分勇/編曲:白石なる)

11.移ろい

(作詞作曲:詩央里)

12.帳

(作詞作曲:詩央里)

13.命ある証拠

(作詞作曲:詩央里)
14.空っぽ
(作詞作曲:詩央里)

15.私もその一人

(作詞作曲:詩央里)
16.ただ在るだけ
(作詞:詩央里/作曲:詩央里,白石なる/編曲:白石なる)

17.このゆびとまれ

(作詞作曲:詩央里/編曲:白石なる)

18.いまの夢

(作詞作曲:詩央里/編曲:白石なる)

19.sky parade

(作詞:詩央里/作曲:詩央里,白石なる/編曲:白石なる)

大阪と横浜、どっちの空気も持ち寄りながら新しい日をつくれたと思う。
昨日より今日、前回より今回。
そういう圧力は自分自身に自然とかかる。

でも全曲歌い終えて、自分の中に湧き上がる色々がそれを完遂した証そのものだった。
やるからには、こうでなくちゃ。
楽しかったなぁ。
最高に幸せだった。


photo by 郁絵さん

『いまの夢』で危うく泣くところだったなー。
私が詰まった瞬間にみんなの声のボリュームが上がるの愛だったなぁ。
背中から聴こえてくる演者の歌声も前回の公演の倍くらいあったし。
泣きボルテージが最高潮でありながら溢れる寸前ギリギリのラインで保つ感じ。
保ったよ!大人になったな。
そのタプタプの感情タンクをそのまま『sky parade』に持ち込んだ感。
これぞ今ここにしかない、「ライブ」だと思う瞬間が詰まってた。

全体的に集中しつつも楽しみながら歌っていたけど、バックバンドの音と照明チームのつくる光がかっこよすぎて常に1割くらいは浮かれてたかな。
1割くらいは浮かれてていいんだと思ったりした。

アーカイブは4/26(土)まで。

https://twitcasting.tv/shiori_dkdk/shopcart/368157

配信ご購入いただいた方全ての方に永久アーカイブも後からプレゼントするのでぜひ今からでも観てね!という気持ちもあるし、今から買って観るなら未来のライブに期待してね!って気持ちもある。
未来の約束はできないけど。
しかしファイト!さんの配信、半端なかった。
公演の温度感を画面の向こう側にまで伝えるための、愛が溢れる映像で凄かった。
きっと普段からものすごく試行錯誤されているんだ……凄い。

演奏者たち、相変わらずかっこいい!

Piano. 白石なるくん。
本番直前に「なるくんが掬ってくれた音に乗りにいくね」て伝えたら「いや意味わかんないわ」って言われたけど、最初から最後までそれだった、最高。


photo by 郁絵さん

Accordion. 笹川栞さん。
横浜公演からまた色んな変化を考えて入れ込んでくれてた……!
一緒に演奏した『帳』最高に入った。


photo by 郁絵さん

Bass. 瀬戸槙之介さん。
気抜くとすーぐに心持ってかれちゃうよね。
反則!!!


photo by 郁絵さん

Drum. 小林真也さん。
心斎橋、横浜、板橋と3公演本当に多大なる力を借りました。偉大なる小林真也。


photo by 郁絵さん

そして照明のInner Filamentsさん。
過去一近い場所でオペレートしてもらった。
近すぎてすごい良かった。
演者然り自チームが近ければ近いほど良いって思うタイプ、私。
心斎橋でも横浜でも観てない新たな演出もたくさん組み込まれてた……!
歌いながらもそうだけど配信映像観て叫んだ。


photo by 真也さん

今回も沢山助けてくれたELLY。
元々今回は行けないって言われてたんだけど、前日夜にELLYから電話が来た。
「飛行機取れなかったから明日行くわ」
飛行機前日に取ろうとしたの?って全力でツッコんだけど、そんなことより嬉しかった。
実際ELLYが居なかったら当日まじで本当に回らなかったから運命。ありがとう運命……!

photo by 真也さん

今回はカメラマン入れずにいこうと思ってたけど、直前にどうしても入れたくなっちゃってお願いしたカメラマン、浅香郁絵さん。
郁絵さんの撮る幻想模型が見たくて急遽お願いしたのだけど、前の予定を終えた後に駆けつけてくれた。カメラ動線もめちゃくちゃ限られてる中すんばらしい瞬間を沢山切り取ってくれた。
出し惜しみしがちな私だが、今回は出してく。
郁絵さん、すんごいキュートな方なんだけど撮る写真かっこよくてギャップ萌え。好き。

photo by 真也さん

演者ヘアメイクはTaikiさん。
全員分のイメージを事前に送ってるんだけど、そこにTaikiさんのアイディアも入れ込んでつくってくれる。
wonderfulすぎ。

衣装は模型コーディネートしつつ、公演のキーとなる私の衣装はrieさんに仕立ててもらった。
公演のコンセプトなど伝えてrieさんの表現を入れ込んでもらった衣装。


photo by 郁絵さん

3回ともこの衣装でステージに立てて嬉しい。
rieさんのつくる衣装っていつも好みのど真ん中過ぎて見るだけで動悸がしてくる。好きすぎる。
これからも可能な限りお願いしたいし、可能な限り買いたい。

自分の周り好きな人で固めすぎててすんごいな。

私が本番ひとりで歌ってる時の楽屋。
楽しそうだなおい!


photo by 栞さん

下記、ELLYが沢山撮ってくれた写真シリーズ。
なんと公演後に送られてきたオフショット325枚。(笑)

リハーサル。楽しそう。

リハーサルは全てのライブで全部録画します。
本番前に観れるだけ観る。
見え方の確認と、あと本番直前は自信が急に喪失して帰りたくなる場合が結構あるので「私、こんなステージできるから元気だして!」と自分自身に見せつける為。本番前のセルフメンタルケアまじで超大事。

時間との戦いなリハーサルは大体楽しみつついい感じにピリついてる。
インスト演奏シーンを観ながら謎ポーズ詩央里。

この日のTaikiさんヘアセットとメイク、rieさん衣装がハマりすぎてて超可愛いくて。
鏡みながら「可愛すぎる」って連発してたらELLYに「ナルシスト詩央里珍しい!」て写真バシャバシャ撮ってくれた。

本番『The sky above』を弾く演者を舞台袖から観る詩央里。

今回のオフショはこんなところにしとこ。

アンコール公演から発売開始した幻想模型photobookと栞。
photobookはスエヨシリョウタさんによる横浜公演写真集と振り返り鼎談も含む貴重の一冊。
栞は最高、使ってね。
栞さんが完全模型な姿でリハーサル来てくれてたよ!

可愛すぎるお花ちゃんと、プレゼントたちもありがとう。


お菓子系は秒で全部食べちゃった。
公演終了後にラーメン、しかも米付きで食べたらカロリー爆弾で動けなくなって、翌日はピザ食べて動けなくなって、今日はたこ焼き2舟食べた。
もうそろそろ好き放題やめる。

幻想模型終わってから悪夢見てない。
公演作りは大変ながら超幸せだけど、自分自身にかけてしまうプレッシャーが悪夢の正体なのかも。

あと、今回の公演の話をするにあたって外せない話。
時は公演2週間前。
私がかつて毎日配信5年継続していたSHOWROOMという場所(いや、あそこは戦場)で見つけてしまった参加したいイベントという名の戦。
幻想模型関連で形にしたかったような内容、あまりにドンピシャ過ぎる。
どう考えても準備と体調管理に全集中するべきこの期間に飛び込むか否か。
悩むうちに前日になる。
やる、やろう!やる!!!心を決めてアナウンスするも、戦開始1時間前に走り切れる自信がなくなって辞退アナウンスの文章を書く私。
リスナーのみんなもきっと「真っ当な判断!」って受け入れてくれると思った。
あれもひとつの別れ道だったなぁと思う。
挑戦する、しない。
辞退アナウンスの文章を全部消して、「挑戦」を選んだ。

いざ始まってみればとんでもない熱量が飛んできた。
そのエネルギーを力に走り切った。
7日間歌い切れた。
普段は目に見えない心が可視化する時間。
泣くの我慢する瞬間が何度もあった。
いつも見守ってくださっている方からのエネルギーのシャワーを浴びて。
この期間に出会ってワンマンチケット購入してくれた方も居てくれて。
1位でゴール!
踏み出せる勇気があって良かった。
ついてきてくれる存在が居てくれて良かった。

やりたいことやって生きるって本当に贅沢。
沢山の人の理解を貰って、力を借りて、やれている。
だからせめて、150%やる。

ついてきてくれて本当にありがとう。